こんな話があります
ある大木が双葉の葉を茂らせて育っていたのですが
この木は役に立てそうにないから、木こりは木をきりませんでした
次に
ある旅人が友人宅を訪れた際に
もてなすため二匹の鴨の一匹を潰すことにしました
一匹目は良く鳴く鴨です
もう一匹は全く鳴きません
役に立たない鳴かない鴨をつぶすことにしました
方や役に立たないからと天寿を全うする木
方や役にたつから天寿を全うできる鴨
全く相反することですが
人生にもいえることです
これが正解ということはないかもしれませんね
正しいと思っていたことが実はその人にとって大したことのない結果になってしまった
どうでもいいと思っていたことがその人の人生を変える結果まで好転した
その価値観、正解は必ずしも決まっていないということでしょう
セレンデピティだってそうです
研究の技法を間違ったことからノーベル賞ものの発見ができた
こんな話は山ほどあります
なにごともきめつけて杓子定規にかけないことだなと思います